【飲み薬】ミノキシジルの効果と副作用、降圧剤との併用はNGって知ってる?

【飲み薬】ミノキシジルの効果と副作用、降圧剤との併用はNGって知ってる?

薄毛には何が効果的なのかについて調べると、ミノキシジルの名前をよく目にします。
具体的な効果については知らなくても、ミノキシジルという名前を聞いたことがあるという人は多いでしょう。

薄毛の治療に対しては代表的とも言えるこの成分ですが、実際にはどのようなものなのでしょうか。

ミノキシジルを使うことでどのような効果があるのか、そして使った際に副作用はあるのか。
また、使用する際に気をつけなければいけないポイントなど、ミノキシジルについて知っておきたい様々な情報をまとめていきます。

ミノキシジルは発毛効果が期待できるけど、ちょっと怖い薬でもあります。

ミノキシジルとは

ミノキシジルとは、発毛剤に使われている成分の名前です。
元々は高血圧症治療の薬として使われていたのですが、服用している患者の髪が増えたことから発毛に効果があると発見された経緯があります。

そこから改めて研究が進められ、現在は発毛剤に使われている成分として有名になりました。

現在ミノキシジルには飲み薬と塗り薬の2種類があります。

ここで注意したいのは、ミノキシジルは第一類医薬品であることです。

【第一類医薬品とは】
一般用医薬品は、リスクの程度に応じて、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品の3グループに分類されます。
第一類医薬品は最もリスクの高い医薬品ということになります。

医学的な臨床結果が出ているという意味ではとても魅力的ですが、サプリメントのように簡単に扱えるものではないのです。

また、日本では外用薬のみが認められており、内服するタイプのミノキシジルは販売されていません。この理由については後述に説明します。

ミノキシジルは薄毛やハゲにどれくらい効果があるの?

ミノキシジルがどれだけの効果を発揮してくれるのかは、人によって異なります。
中でも注意をしたいのが、ミノキシジルが効くタイプの薄毛やハゲなのかどうかです。

ミノキシジルは血管に作用する薬で、服用することによって血流を改善してくれます。
つまり血流に問題があってハゲや薄毛になっている人には大きな効果があり、それ以外の原因がある人には効かない可能性が高いのです。

AGAの治療薬としても使われているくらいなので、AGAに対してミノキシジルは効果的です。
しかし、円形脱毛症や加齢によってハゲや薄毛になってしまっている場合、期待したほどの効果が出ないことに注意をしてください。

また、ミノキシジルは即効性のあるものではありません。
ある程度の期間使い続けることで、その効果を発揮してくれます。
一か月や二か月くらいで効果がなかったからと使用するのをやめてしまう人もいますが、それはとてももったいないことです。

元々が医薬品なのだから効果がすぐに出るはずと思っている人もいますが、血流の改善効果はすぐに出たとしても、それが発毛効果として目に見える形で現れるまでは時間がかかるものなのです。

気になるミノキシジルの副作用とは?

ミノキシジルは高い効果を持っていますが、それと同時に副作用もあります。
すべての人に副作用が出るわけではありませんが、ここで紹介している副作用が出た場合は医師へ相談するようにしましょう。

頭痛・めまい

上記でも説明した用にミノキジシルは高血圧症に対し、血管拡張作用があります。
そのため内服後の急激な血圧の低下に伴い、頭痛やめまいを生じることもあります。

個人差がありますが、ミノキシジルの使用ではよくある方の副作用になります。

多毛症

塗るタイプと内服タイプの2種類があるミノキシジルですが、内服タイプの場合、頭髪に限らず全身の体毛が濃くなる恐れがあります。

赤ら顔

血圧を下げて心臓の負担を減らすため、ミノキシジルは全身の血管を拡張させます。
結果、肌の直下にある毛細血管までも血流がよくなり、それが顔の赤みに繋がることも。

血圧低下

こちらもそもそもミノキジシルは降圧薬であることから、血圧低下の作用があります。
血圧が低下することで、ぼんやりしたり場合によっては吐き気が出ることもあります。

ニキビの増加

血流の増加が、肌細胞の新陳代謝も活発にした結果、皮脂が増えてニキビができやすくなる可能性があります。

初期脱毛

ミノキジシルだけではなく、プロペシアでも起こるとされていますが、ヘアサイクルが整う前段階として、一時的に毛が抜けやすくなるという説があります。
しかし必ずしも起こるわけではなく、少数派です。

手足のむくみ

ミノキシジルを服用すると、血管が拡張されて流れる血液量が増えます。
しかし、赤血球は急激に作られるものではなく、一時的には血液内の水分量が増えて浸透圧が下がります。
結果、血管から組織へと水分が移動し、むくみを起こしてしまうのです。

頭皮のかゆみ

ミノキジシルを使うと、頭がかゆくなる人もいます。またフケが増えることもあるようです。
これに関しては頭皮の血流量が増えたことが刺激になり、頭皮を掻いてしまう→フケが出る、といった流れがあるようです。

このようにミノキシジルは副作用がとても多いという特徴があります。
他にも降圧剤であるため、血圧の低下を招き、これがきっかけで体調を崩すケースもあります。

ミノキシジルの使用はプロペシア同様に、医師の指示のもと注意して使う必要がありそうです。

危険!降圧剤とミノキシジルの併用がNGのワケ

ミノキシジルを使うときに一番気をつけたいこととして、降圧剤と服用しないというものがあります。
元々ミノキシジル自体が降圧剤として開発されたものであり、そこに本来使っている降圧剤の効果が合わさると、血圧が下がりすぎてしまうことがあるのです。

高血圧の人とは言っても、血管が広がりすぎて血流が一気に流れると、狭心症や不整脈の原因になってしまいます。
一時的な問題ならともかく、その状態が続いてしまうと心肥大や心不全などに発展することもあるため、命に関わる大惨事になりかねません。

併用が絶対にできない訳ではありませんが、その前に必ず医師へ相談してください。

ミノキシジルを使ったAGA治療の詳細とは

クリニックや病院などで行われるAGA治療で、ミノキシジルが使われる場面はたくさんあります。
ほかのAGA治療薬と併用することもあれば、一般的には販売されていないミノキシジルタブレットが処方されることもあるのです。

実際に効果が出るのかは飲み続けて初めて分かるものですが、状態によって医師が細かく調整をしてくれるので、ただミノキシジル配合の育毛剤を使うよりも、高い効果が期待できます。

人によってミノキシジルの効果が出ないこともあるため、ほかの治療薬も含めた柔軟な治療を受けられるのです。